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 アメリカのトランプ大統領はメキシコとの国境に「壁」を作ろうとしています。  中南米からの不法移民の越境がアメリカの労働者に不利益を与えていること、また密輸や犯罪の抑止がその理由のようです。
しかし、多くの人は「壁を作ることが最善の策ではない」と考えているようです。
要はトランプ大統領が政局に利用しているということなのでしょうが、なぜこんなことをしなければならないのでしょうか?
「国境の壁」というと、ベルリンの壁を彷彿してしまいます。
長きにわたるベルリンの壁は、不幸な歴史としてきざまれ、壁の解放は事由の象徴として記憶に残ります。
それなのになぜ今、壁を作らなければならないのでしょうか?

メキシコ国境の壁建設費を含む予算案は、米国議会の下院でも上院でも否決されました。
共和党内でも造反者が多く出た結果の否決だったようです。
一方トランプ大統領は、否決されても一向に引く気配は見せず、議会の決議に対して拒否権の発動まで考えているようです。
予算が議会の承認を得られない状況にあることから政府機関が停止し、国民生活に支障がでてきている状況で、「もういい加減にしてくれ!」というのが米国民の本音でしょう。

トランプ大統領は、かつての大統領選で壁建設を公約としていたこともあるのでしょうが、その考え方の根底にあるのは、やはり「白人至上主義」なのでしょう。

白人至上主義といえば、先日ニュージーランドでテロが発生しました。
銃乱射で50人もの命が失われてしまいました。
このテロは、白人至上主義を唱え、移民を敵視する人間が起こした犯行ということです。
ニュージーランドというと日本人も観光で多く訪れる平和な国というイメージが強いのですが、恐ろしい事件が発生したものです。

民族の違い、宗教の違い、文化の違い、いろいろな理由はあるのでしょうが、「他を受け入れる」という気持ちがなければ人間関係も国家間の関係もうまく行かないのだと思います。
他人のことを憚る気持ちは人間関係の潤滑剤です。  それは忖度(そんたく)のようなものではなく、相手を推し量った上で自分の考えを形成し、決して自分の考えを曲げるのではないけれども他人の考えも受け入れるというものなのだと思います。

世界中の人がそのような気持ちになってくれれば争い事など無くなるのだろうに。
そんな気持ちでいっぱいです。

そんなの無理!と言われるかもしれません。
しかし、県境や州境でもめることなんて、ほとんど無いですよね。
日本は陸地での国境が無いから理解できないのかもしれませんが、国境が県境や州境のようになってもらいたいものです。

そういえばヨーロッパではEUがそれを実現しているのですよね。
もっともイギリスの離脱問題でもめにもめている訳ですが・・・。
そして離脱問題で迷走している理由も、イギリスと北アイルランドの国境問題が大きく関わっているのでしたね。

なんか世界中が利己的になり、世界秩序が大きく変わってきているような気がして、大変不安になります。

世界のまとめ役であったはずのアメリカが自国第一主義を掲げ、それを掲げたトランプ氏にべったりの日本。これもまた不安です。

平和な国ニュージーランドのような事件が、平和な国日本で起こらないことを切に願います。

最近、iPhoneを使っていてうっかりホームボタンを長く押してしまうと「ご用件は何でしょう」という画面が出てきてしまいます。
最初は「なんだこれ?」と思っていたのですが、実はこれ、Siriという画期的な機能なのですね。
要は言葉を聞き取り、それに対応してくれるという機能ですが、皆さん使っていますか?

Shriに「あなたは何?」と聞いてみると「あなたのつつましいバーチャルアシスタントです。」ですって!
そう、バーチャルアシスタントとして、言葉(音声)を認識してiPhoneを操作してくれるのですね。
最初はどのように使うのかとまどっていましたが、しかし、使ってみると本当に賢いのでびっくりしてしまいます。
メモを取りたいと思ったとき、「メモを取る」と言うと、その後言ったことを自動的に「メモ」に保存してくれます。
「お腹がすいた」と言うと、近くにあるレストランを表示してくれます。 更に「どうやって行くの?」と聞くと地図を開いて案内してくれます。

本当にテクノロジーの進歩って凄いなと思います。

これが更に発展したのがAIスピーカーですね。AI(人工知能)スピーカーは、話しかけると質問に答えたり、音楽をかけてくれる対話型のスピーカーです。
米国では2500万人以上の利用者がいると言われていますが、日本では日本語対応が遅かったこともあり、まだ始まったばかりです。しかしこれから急激に利用者が増加するのではないでしょうか。

先日ニュース番組でAIスピーカーを取り上げていました。
一人暮らしの人が、家に帰るとまずAIスピーカーに「ただいま」と話しかけるのです。そうするとAIスピーカーは「お帰りなさい」と答えてくれます。「ただいま」のトーンによって答えがいろいろ変わってきます。まるで家族が対応しているみたいに。
スピーカーに向かって「ラジオ体操」と言うと、スピーカーからラジオ体操の音楽が流れ、老人がそれに合わせてラジオ体操を始めるのです。
なぜか生活にすっかりはまり込んでいるという感じになっていました。

鎌倉市では高齢者にAIスピーカーを無償貸し出しして、孤独の解消や認知症予防などに役立たせるための実証実験を始めたそうです。

今やAIスピーカーが一人暮らしの人や老人の心の支えになっているといっても過言ではないのかもしれません。
そしてAIスピーカーは人工知能を駆使して成長してくるのです。使えば使うほど、的確な話し相手になってくれるのです。まるで友達との関係性が深まるように。

話し相手が機械なんてちょっと寂しいようなきもしますが、これからの高齢化社会に向けてこのようなテクノロジーが光明となるのかもしれませんね。

2/7(木)スモールサンゼミ管理会計研究会・基礎編(第10回)を開催しました。
第7期最後の開催になります。

本日のテーマは「ビジョン実現のロードマップ発表」
参加者のみなさんに、今後のビジョンや管理会計に参加した感想などを
発表していただきました。

自社の現状と今後のビジョン、ギャップを埋めるために何を行うべきか
管理会計を今後どう活かしていきたいか・・・

持ち時間を大幅に!?オーバーして、熱心に語る人が続出!
自社の課題に真摯に向き合っている姿がとても印象的でした。
そして、どの発表にも質問が活発に飛び交い、最終回にふさわしい盛り上がりを見せました。

修了証の授与や、1年間の講義の振り返りもあり、
充実した時間を過ごしていただけたのではないかと思います。

さて、7期は終了しましたが、管理会計研究会東京・基礎編は4月から8期が新期開講します。
ご興味をお持ちの方はぜひお問い合わせください。

問い合わせ先:info@axy-net.jp
【管理会計研究会 基礎編の件】とご記載ください。

1/16(水)スモールサンゼミ管理会計研究会・基礎編(第9回)を開催しました。
講座内で利用したスライド画像も合わせてレポートをお届けします。

今回のテーマは、前回に引き続き「中期5ヶ年計画の策定」です。
前回は売上計画を立てましたが、今回は人件費計画、経費計画を立て、目標損益計算書を完成させます。

まずは人件費計画。
経営資源の要素は「ヒト、モノ、カネ、情報」のうち、いつも最初に挙げられるのは「ヒト」ですよね。
目標達成のために必要な組織、人数を現状から5年後まで考えていきます。

続いて、経費計画を策定します。
目標達成のために必要な増加分を考慮することが重要です。

最終的に、売上計画、人件費計画、経費計画を合わせて目標損益計算書を作ります。
限られた時間だったので、完成まで至らなかったとしても、5年間の中長期計画に向き合うことはとても有意義な時間だったのではないでしょうか。

次回はいよいよ最終回「ビジョン実現のロードマップ発表」になります。

 

管理会計研究会東京・基礎編は3月から新期開講します。
ご興味をお持ちの方はぜひお問い合わせください。
問い合わせ先:info@axy-net.jp
【管理会計研究会 基礎編の件】とご記載ください。

12/5(水)、スモールサンゼミ管理会計研究会東京・基礎編7期(第8回)を開催しました。
講座内で利用したスライド画像も合わせてレポートをお届けします。

今回のテーマは
「中期5ヶ年計画の策定」。

前回「中期ビジョンと課題抽出」では、5年後の自社のイメージを策定しましたが、
今回は、現状を把握し、1年後、2年後…と各年毎に具体的なプロセスに落とし込んでいくワークを行いました。

5年後のイメージと現状には必ずギャップがあります。
ギャップを埋めるために、まず1年後に何が達成できていればよいのでしょうか。

例えば、
・商品はどんな構成ですか?
・従業員は何名くらいですか?
・資金調達はどうやって行いますか?

さらに、2年後、3年後はどうでしょうか?

未来から逆算し、1年毎の達成プロセスを段階的に計画することで、
5年後のイメージがより輪郭を持ってくっきりと見えてきた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

また、2つめのワークとして、5年間の売上計画策定を行いました。

印象に残ったのは「無理だと思うと実現できない」というアドバイスです。
できない理由を並べるのは簡単ですが、できる方法を探すことが大切ですよね。

また、予実対比ができることも重要です。
予実対比の手段として、管理会計の手法が武器になると思います。

第7期の年内開催は今回で終了です。
また来年、1月、2月と続きます。

管理会計研究会東京・基礎編は来年3月から新期も開講します。
ご興味がおありの方はぜひお問い合わせ下さい。

問い合わせ先:info@axy-net.jp
【管理会計研究会基礎編の件で】とご記載下さい。

今年も残すところ後わずかとなりました。
今年はフルに1年間がある年としては平成最後になります。
あと4ヶ月余りで「平成」が終わってしまうかと思うと、時代の区切りを感じ、ちょっと感傷的にもなります。
今日はちょっと「平成」を振り返ってみたいと思います。

昭和天皇が崩御し、年号の発表に際し、当時の小渕官房長官が『平成』とかかれた書を掲げたのがついこの間だと感じるのですが、あれからもう30も経つのですね。
本当に時が経つのが早いと感じます。
仕事の上で初めて平成生まれの人と接したときは、「えっ!平成生まれ?」なんて聞き返してしまったのですが、もう平成生まれが中堅社員、高齢化といわれる中でも平成生まれが4人に1人いるそうです。

さて、平成元年ってどんな年だったのでしたっけ?
それから30年、世界はどう変わってきたのでしょうか。
30年を振り返ってみましょう。

平成元年というと、私が父の事務所に入社してまだ何年も経っていない頃、バブル絶頂の頃です。

この頃は、土地の価格が大幅に上がり続け、相続税評価の基準となる「路線価額」が毎年何割も上がるような時代でした。したがって相続税対策が必要とされ、税理士事務所は相続対策に追いまくられました。私も相続対策の提案書を作成するため夜中まで作業していたことを思い出します。
平成3年には「ジュリアナ東京」がオープンし、若者達も派手な格好で踊りまくっていた時代です。本当におかしな時代でした。

しかし徐々にバブルが弾け出し、平成9年に起きた山一証券、北海道拓殖銀行の経営破綻は衝撃的でした。そのほかにも一流といわれる企業の経営破綻が相次いで表面化し、失われた10年とも20年ともいわれる日本経済暗黒の時代に突入したのです。
長きにわたる低迷の時代が続き、企業は疲弊し、特に中小企業は倒産が相次ぐ状況が続きました。

それでも最近は企業業績が回復してきており、大企業では史上最高益を記録するようなところもでてきています。
しかし、一向に実感が沸いてこないのも事実です。

これにはいろいろな要因があるかとは思いますが、その一つは企業の利益構造が変わってきていることがあると思います。

高度成長の時代は大企業やらないような隙間を中小企業が担い、また、大企業はいろいろな無駄を排出し、そこで中小企業が成長していたのです。それでも市場が拡大し、企業収益が確保できていたわけです。

しかしバブル崩壊後は違います。

大企業も収益を上げることに必死で、無駄な経費を削減し、儲かると思えば今まで手を出さなかったような小さな市場にも手を出してきています。
今まで中小企業が糧にしていた市場や利益の源泉にです。

だから、景気が良くなったといっても実感が沸かず、消費にもつながらないのだと思います。

いよいよ平成30年ももう後わずかで終わろうとしています。
そして平成の時代もあと4ヶ月です。

平成の30年間、コンピュータテクノロジーやの発展は、眼を見張るものがありました。それによって数多くの仕組みが変わりました。
この間、世界の勢力図の関係も大きく変わりました。
そして自然環境も大きく変わりつつあります。

この次の年号が何になるかは分かりませんが、これから先日本がもっともっと良い、住みやすい国になって欲しいと、切に願います。

今年も一年間ご購読いただきありがとうございました。

それでは皆様、よいお年をお迎え下さい。

税務部門では一緒に働いてくれる新しい仲間を募集しております!

詳細または面接をご希望の方は一度、弊社までご連絡ください。

TEL:03-5211-7872

よろしくお願いいたします。

 

今年ももう師走となりました。
本当に一年早いものですね。

歳を重ねてくると本当に月日の流れが早く感じられるものです・・・
「一週間」いや「一ヶ月」があっという間に来てしまいます・・・

最近では年末の慌ただしさがあまり感じられなくなりましたが、とはいえ“師走”は字のごとく何かと気忙しい季節ですね・・・

そんななか越前福井にお城巡りに行ってきました。
福井県は、原発も25基と国内で最も多く、産業で有名なのは眼鏡枠(メガネ)で生産量が全国シェアで90%を占めるそうです。また何といっても恐竜の化石発掘で知られていますね。

福井駅西口駅前広場では「フクイティタン」が出迎えてくれます。
平成27年3月の北陸新幹線金沢駅開業に伴い設置されたそうですが存在感がありますね。

フクイティタン

恐竜については、NHKのブラタモリで紹介された「福井県立恐竜博物館」があり、色々な体験が出来るそうです。

しかし、今回は恐竜に会いに来たわけではなくお城を見に来たわけでまずは今回の目的である丸岡城に行ってきました。

丸岡城

丸岡城は、福井駅から路線バスで一時間ほど行ったところにあります。天守は現存する最古のものだそうですが、福井地震で倒壊し、現在の天守は倒壊前の建材を活用し再建されたものだそうで歴史を感じさせます。(国の重要文化財に指定されています)

天守に登る階段は急で段差もあり、階段と言うより梯子です。当時の人は着物姿でこの階段を上り降りしていたわけですから大変だったのでは思います・・・
丸岡城階段

次に周ったのは一乗谷朝倉遺跡です。
戦国大名朝倉家5代103年間にわたる当時の文化が、遺跡発掘調査により土に埋もれていた城下町の跡が出現し、当時の街並みを忠実に復元したのが「復原町並」と言われる地域です。
当時を思わせる武家屋敷や町人の暮らしぶりが建物の基礎などにより忠実に再現されていますが、高さは定かではないようです。
出土品のうち2,343点は重要文化財に指定されているそうです。

朝倉遺跡朝倉遺跡

今回の旅で最後に周ったのが永平寺です。

永平寺は今から774年前の1244年に、道元禅師により開かれた坐禅修行の道場だそうです。
拝観する建物を伽藍と呼び、その中でも特に主要な伽藍とて、法堂、仏殿、僧堂、庫院、山門、東司、浴室、を示して「七堂伽藍」と呼ぶそうです。

一乗谷遺跡を出たころから雨模様だった天気が本降りとなり、伽藍の中に入るといっそう荘厳な雰囲気に包まれていました。

おかげさまで2016年7月から始めた日本百名城巡りも今回で37城になりました。
まだまだ先がありますが百名城制覇まで頑張って行こうと思います・・・

皆様お忙しい中、最後までお付き合い頂きまして有難うございました。

今年もあと数えるほどとなりました。
どうぞ良いお年をお迎えください。

曽根

こんにちは アクシィ経営支援室・リソースバンク部門です。

今年はとっても暑い時期から一気に寒くなった気がします。

街を歩く人たちの服装も半袖の方もいればダウンを着ている方もいて季節感が感じられない今日この頃です。

秋というと紅葉や収穫の季節です。

自宅で家庭菜園をしているのですがこの時期は収穫が終わり、少し収穫時期を誤った葉物野菜が普段より大きく、でも味は変わらないものが食卓をかざります。

秋はいろいろと美味しい物が多いですね。

栗やサツマイモを使ったお菓子などもたくさん出ています。

10月31日のハロウィーンで使われるカボチャも美味しいです。

花屋さんでは大小さまざまなカボチャが売られていて季節を感じます。

またこの時期は運動会や学園祭の季節でもあります。

もう遠い記憶になりますが、文化祭では遅くまで準備をして昼間は小学生相手に手作りのセル画を売っていました。

カーテンで仕切られた奥でせっせと絵を描いていたのですが子供達はどう作るのか興味津々で勝手に裏方に入りいたずらをするので大変だった気がします。

運動会でも(高校の記憶しかないのですが・・・)体が大きい分、騎馬戦が格闘技に近い感じで戦われていました。

最近、春に行う運動会もあるようですが私的には秋が運動会時期と思ってしまいます。

体を動かしつつ、美味しい物を食べ冬に備えたいものです。

ただ季節の変わり目、体には気を付けていきましょう!!

渡辺

先日、外国人材の受け入れを拡大するための出入国管理法の改正案が衆議院で審議入りされました。
安倍首相は、今国会での成立を目指す考えを示していますが、野党は猛反発しており、どうなることやら。
外国人材の受け入れ拡大は多くの問題をはらんでいますが、しかし無闇に先延ばしするのではなく、早急に方向性を定めてもらいたいと思うのですが・・・。

私は「管理会計研究会」という中小企業経営者及び経営幹部を対象とした経営の勉強会を主宰しておりますが、その勉強会で、企業経営を行って行く上でまず最初に考えるべきこととして“経営を取り巻く環境の変化を知ること”を取り上げています。

経営を取り巻く環境の変化の一つとして“経済規模”が上げられます。
現在の我が国の人口は1億2700万人程度、2008年の1億2808万人をピークに減り続けています。
この10年間それほど大きな減少ではないので、まだまだ実感が ないとは思いますが・・・。

しかし、これから急激に減少し続け、内閣府の予想ではこれから30年後には1億人を割るとしています。
総人口が1億人を超えたのは50年程前でしたから、30年後に50年前の状況に戻るのです。

これを15才から64才までの「生産年齢人口」で見るともっと顕著です。
総人口が1億人を超えた50年前の生産年齢人口は67百万人と言われていますが、それと同等になるのは2030年と言われています。
この先10年で50年前に戻るのですよ!

高齢化が大幅に進む中、労働力が激減することが明らかなのです。

この人口の推移をグラフ化し、GDPの推移と合わせて見ると以下のようになります。

我が国は世界に類を見ない高度経済成長を実現し、GDP(国内総生産)は右肩上がりで上昇しました(棒グラフ)が、その裏には大幅な人口増加(曲線青色部分)がありました。
人口が増え、一生懸命働き続けた結果として高度成長があったのです。
その後経済が低迷する中、人口も頭打ちとなり、前述したとおり、これからは急激に人口が減る(曲線ピンク色部分)のです。

もちろん人口の減少カーブと同様にGDPが落ち続けるのではないと思いますが、少なくとも楽観していられる状況でないのは確かです。

企業経営においての人口の減少は、「市場の縮小」と「人手不足」の二面で考える必要があるでしょう。

「市場の縮小」に対しては、大きくは“海外市場への進出”と“インバウンドの獲得”という対応があります。といっても中小企業では海外市場への進出はまだまだ敷居が高いので、インバウンドに期待するところが大きいと思います。
最近は、中国人の爆買や、東南アジアなどからの旅行者が、景気を下支えしている感がありますよね。

一方の「人手不足」に対しては、“機械化による生産性向上”“海外生産へのシフト”等もありますが、やはり“外国人労働者の活用”が現実的だと思います。
また、日本のように社会が成熟してくると当然のこととして、“つらい仕事”“汚い仕事”を嫌う傾向が現れ、それらの人材を必要とする業種にとっては、人口の減少以上に人材が不足することになります。
そのような業種にとって外国人労働者は救世主なのです。

しかし、現在の「入管難民法」では、在留を高度専門職や経営・管理者などの者にしか認めておらず、単純労働者は原則として働けないのです。
例外として日本で技能を習得し自国に持ち帰り活用することを趣旨とした「技能実習制度」がありますが、滞在可能期間があまり長くなく、採用する側からすると「やっと仕事を覚えた頃には自国に帰らされてしまう」との声も多く聞きます。

また、留学生はアルバイトすることが認められていますが、週28時間の上限があり、やはり安定した労働力とはいえないでしょう。

いずれにしても、外国人材の受け入れは必要不可欠の問題としてとらえなくてはならないのだと思います。

確かに外国人を大勢受け入れるとすれば多くの問題が発生することでしょう。
治安の問題、生活文化の違いからくる様々な問題。  だからといって、“受け入れ拡大を行わない”選択や“先送り”する選択は出来ないのです。

“受け入れ拡大”を前提として、それから派生するだろう様々な課題をどのように解決するかを積極的に議論してもらいたいものです。

日本はかつて鎖国をしていたからか、非常に閉鎖的な文化を持っているのだと思います。
その文化を否定するべきではないとは思いますが、その文化の一部が世界から見て“普通でない”ということは知るべきで、それを前提に、自分たちの文化を押しつけるのではなく、外国人労働者の文化も尊重し、結果として共存できる文化を創造してゆくことが必要なのではないでしょうか。
日本に来ているのだから、日本の基本的ルールは守ってもらいましょう。
しかし、彼らの文化、慣習の良いところも知り、それを共有してゆきたいものです。

外国人労働者というと、かつては“安い人件費”としてとらえることが多かったようですが、彼らは必要かつ重要な“人材”であり、また消費者市場が減少する中、重要な“消費者”でもあるのです。
人によっては日本人より一生懸命に誠実に働いてくれる人も多いと聞きます。
日本人と同様の、働きに応じた待遇をし、「日本で働いて良かった」と感じてもらいたいものです。
そしてそれが実現できるような法体制を早急に整えてもらいたいものです。

この緊急かつ重要な問題を政局の材料にするのではなく、本当に日本の将来を考え、日本の発展のためにどうすべきかどうかを、政治家は考えてもらいたいものです。

これからの日本の成長は、外国人材の受け入れにかかっているのかもしれないと思う、今日この頃です。

 

会社概要

株式会社アクシィ経営支援室
創立:昭和61年8月
代表取締役:山本哲郎
東京都千代田区九段南3-3-4
ニューライフビル4階
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FAX:03-5211-7873

山本公認会計士事務所
創立:昭和26年7月
所長:山本哲郎
東京都千代田区九段南3-3-4
ニューライフビル4階
TEL:03-5211-7870
FAX:03-5211-7873