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4月からスタートしたスモールサンゼミ管理会計研究会・基礎編、第8期。
第5回のテーマは「SWOT分析の手法」!
開催レポートをお届けします。

SWOT分析は、会社の現状分析および今後の戦略を立てる上で有用な分析手法です。
管理会計研究会(基礎編)第5回では、参加者全員がイタリアンレストランの経営者になったつもりで、仮説例に基づきグループごとにSWOT分析を体験しました。

SWOT分析では、
外部環境である「機会」「脅威」、
内部環境である「強み」「弱み」を抽出し、分析します。

まずは例題のブレインストーミングででてきた32項目の事象を「機会」「脅威」「強み」「弱み」に分け、それらを関連づけてクロス分析を行った上で課題抽出を行いました。

今回は欠席者がいたので2グループとなりました(後日補講を行い1グループ追加になりました)が、グループごとに協議して、楽しくイタリアンレストランの将来像を考えました。
それぞれ違った形のビジョンが形成されそうです。

次回は今回抽出した経営課題を解決するための戦略を考えます。
どのような戦略の元、どのような将来が形成されるのか、とても楽しみです。

———————————————
次回第6回のテーマは「戦略策定の手法」。
■戦略と戦術
■商品戦略と市場戦略

第5回のクロス分析をもとに仮説例の戦略を策定し、課題を抽出します。

 

過去の開催報告はこちらから

通信制高校 -不登校問題の解決になるか?-

先日、私が参加している経営者の勉強会で「通信制高校について」というテーマでの研修がありました。
アイススケートで活躍する紀平梨花選手が練習時間を確保するため通信制高校に通っているとの話を聞いたことがあったので、通信制高校の存在自体は知っていたのですが、その実態などについてはほとんど何も知りませんでした。
その研修に参加して、私の育った時代と現在の子供が育つ環境は大きく変わってきているのだなと感じたと共に、中高生の不登校について考えさせられました。

 

今回の研修は、日本全国に多くのキャンパスを持つ某通信制高校のキャンパス長を招き、通信制高校の実態と課題などについてお話を聞きました。当日は数名の学生達も参加し、懇親会にも参加してくれました。

高校には「全日制」「定時制」「通信制」の3つの教育課程があり、全日制、定時制はカリキュラムが決まっていて学校に通って学ぶのに対し、通信制はスクーリングという登校日に授業を受けますが、原則は自己学習で、レポート提出やテストにより単位を取得するもので、卒業すると他の教育課程と同様の高校卒業資格が与えられます。
そして最近の少子化と逆行して通信制高校に通う生徒は増えており、そのサポート校も増え続けているのだそうです。

しかし、全日制高校を持つ学校法人が運営しているものから、塾経営の副業で運営しているものなど、様々な形態があり、学校によって学習環境や授業の内容、質なども異なるのが実態のようです。
また、生徒は基礎学力がない子も多く、小学生レベルの学力すらない生徒もいるそうで、掛け算や割り算が分からなくても卒業できてしまう子もいるのだそうです。

それではどのような人が定時制高校を選択しているのかというと、先ほどの紀平選手のように、フレキシブルな教育体制により自分のやりたいことをする時間を確保するためという人もいますが、概ね以下のような理由のようです。
・勉強についてゆけない
・学力的に普通校には行けなかった
・友達関係のトラブル
・先生と会わない、嫌い
・健康面の不調
・心の病
・家庭内の問題 等

そして不登校だった子が多いのだそうです。
現在、全高校生の19人に1人が通信制高校に通っているのだそうです。
そのほとんどは不登校なのです。

不登校の子供達は年々増えています。

このグラフが示す文科省のデータは学校を通して報告されたものですが、日本財団が昨年インターネットを使って直接中学生に対して行った調査ではもっと深刻な実態が見えてきました。それによると不登校(年間の欠席日数が30日を超える生徒)以外にも、登校はしているが不登校傾向にあると考えられる生徒がその3倍の33万人もいることが分かったのです。

これらの生徒が中学校に行きたくない理由は以下のようなものだそうです。
・朝起きられない
・疲れる
・学校に行こうとすると体調が悪くなる
・友達とうまく行かない
・学校は居心地が悪い
・小学校の時と比べて良い成績が取れない

なんか甘ったれているような気がしますね。
私の子供の頃なんかは、こんな理由で学校に行きたくないなんて言ったら、親や先生にぶっ飛ばされただろうな!って考えてしまいます。
しかし、時代が違うのでしょうね。
きっと今の子供達は昔の子供達より繊細な精神を持ち合わせているのでしょう。
このように育てたのは私たち年代の大人なのでしょうが・・・。

善し悪しは別として、今の子供達はこのような考え方をしているのが事実であり、これを認めてあげなくてはならないのだと思います。

さて、通信制高校を卒業した生徒のその後の進路なのですが、今回お話を聞かせていただいた某校練馬キャンパスでは、平均20人のうち
就職     6人
大学進学   2人
専門学校進学 4人
そして8人がどこにも決められず、アルバイトや何もしていないというのが実態だそうです。

そしてお話ししてくれたキャンパス長は、少しでも進路を決められるよう、以下のように教えているとのことでした。

(メンタルコントロール)
・人と違っていても良い
・人と違っていることは個性であり、財産である
・自分を知る   ・おちたとき、気持ちを上げるテクニック
(生きる上で必要な知識)
・世の中に出て必要な学力
・生きる上で役に立つ一般常識
(実体験)
・体感することの大切さ
・小さな世界ではなく広い世界があるということ
・失敗から学ぶ「考える」ということ
・成功から学ぶ「できる」ということ

今回私たちの勉強会でお話しし、生徒まで連れてきたのも『実体験』を学ばせる一環だったのです。

そしてキャンパス長は“私たちにお願いしたいこと”として以下のことをおっしゃっていました。

AIが進化を続け外国人の労働者が増える一方で、日本では大人の引きこもりや若者のニートが増え続けています。

私のキャンパスに通う生徒の約8割はアルバイトをしていますが、みんな立派に労働しています。そのバイトのお金で学費を払っている子もいます。
しかし就職となると困難です。

確かに学力や、コミニュケーション能力が低い子も多いかもしれません。不器用な子もいます。でも、真面目で素直な子がとても多いのも事実です。

この子達のもつ大きな可能性をつぶしたくありません。
歩むのは自分自身であっても、歩む道が必要なのです。

皆様の今までの多くのご経験や、ご人望、またお力で、この子たちがこれからの日本を支えていける強い柱になれるよう、一緒に育てていただける協力者を探しています。
本日のこの場から何かがつながると信じて。今後ともよろしくお願いいたします。

 

キャンパス長のお話の後、参加した生徒達と話をする機会がありました。
生徒達は不登校であったとは思えないほど明るく、しっかりしていました。
もっともそのような生徒しかこの場には来なかったのかもしれませんが。
皆、それぞれの事情があって通信制高校に転入してきたのですが、それらを受け入れる環境が必要であり、その環境を作るのが我々の責務なのだなと、つくづく感じることのできた一日でした。

(山本哲郎)

消費税率の10%への引き上げまで、あと1か月を切りました。

そもそも消費税導入が決定されたのは、1988年12月、竹下政権のときです。
わずか4ヵ月後の1989年4月に実施されました。
導入までの議論の長さを考えると、異例の速さともいえる展開です。
消費税の導入は国民の猛反発を招き、翌年の参院選で自民党は大敗しました。

今回の増税には、これまでと大きく異なる点が2つあります。
1つは「軽減税率」の導入
8%と10%、2つの税率が混在します。
「酒類・外食を除く飲食料品」と「週2回以上発行される新聞(定期購読契約に基づくもの)」を
対象に消費税の「軽減税率制度」の8%が適用されます。
一方、同じ飲食料品でも店内で食べると10%、持ち帰ると8%になります。
日本では初めての導入となりますが、世界では既に多くの国で導入されています。

2つめは「ポイント還元」です。
2019年10月から2020年6月までの9か月間、中小企業または個人事業主が運営する店舗では
クレジットカード、電子マネー、スマートフォンのQRコードを使った決済など、
現金を使わないキャッシュレスで決済した人に購入額の最大5%のポイントが付与される制度です。

消費者が対象店舗で、キャッシュレスで支払いをすると、クレジットカード会社などの
キャッシュレス決済事業者がいったん消費者にポイントを付与します。
そして、その負担分を後から国が対象店舗に補助する形になります。
制度が複雑なことで小売店や消費者は困惑する人も出ています。
対象店舗はポスターが貼り出されるようです。

(寺田)

コンサルタントアイ 第192号。
コミュニケーションアドバイザーの平井です。

何年も待ちわびた「地方税ダイレクト納付」がいよいよ!
2019年10月から始まります!
経理ご担当者や経理合理化をお考えの方はぜひご覧ください。

1.ざっくり!「地方税ダイレクト納付」最新情報
2.業務のイニシアチブをあなたの手に
3.「待ち時間」を「豊かな時間」に

1.ざっくり!「地方税ダイレクト納付」最新情報

個人の給与から徴収する住民税、そして法人住民税。
今御社ではどのように納税していますか?
暑い中、忙しい中銀行に納めに行く方も少なくないのではないでしょうか。

インターネットを活用している方も、メガバンクのネットバンキング機能や
「PCDesk」という専門のシステムからペイジーにデータを転送して…ときっとご面倒でいらっしゃるでしょう。

それが、やっと!
「国税ダイレクト納付」同様、電子申告のIDを取得していれば、
①PCからオンラインでどこからでも(自宅にいても)
②無料で
③事前予約~手続き次第、即納付可能

になります。

詳しくはこちらをご覧ください。
「地方税共通納税システムの特設ページ開設について」
https://www.eltax.jp/www/contents/1553671583266/index.html

【事前登録受付時期】
8/19~9/13が第一段の事前受付
(9/13以降はまた期間が区切られ、納付が実現する時期が先になるうです)

【事前登録の手順】
①申請用紙を取得
②銀行印を押して郵送提出
③②が受理されれば10/1から納付が可能(10/10納付締め分から対象になります)

国税ダイレクト納付同様、今後はこの納付方法が主流になっていくでしょう。

2.業務のイニシアチブをあなたの手に
この手法を活用することで、3つのメリットをご紹介します。

①銀行に行く時間を大幅に削減できる
15時までという制限から、そして待ち時間から解放されます。

納付予約ができる
ちょっと手が空いた時間に。忘れないうちに。
インフルエンザの流行、子どもの熱…休む確率の高い時期にも安心です。

③業務引継ぎを行える
このシステムは、納付しかできません。
銀行口座やネットバンキングの暗証番号は不要ですので、
内部統制上も比較的分担できる作業にできると言えるでしょう。

3.「待ち時間」を「豊かな時間」に

銀行の窓口もAI化が進む令和の時代。
少なくなっていく窓口に並び、「待つ」というもどかしさを感じるより、
皆さまにはその時間を楽しく豊かに過ごしていただきたく思います。

業務をよりスリムにしていくための相談。
研修を受講したり、
売上を伸ばすために何ができるか。
お客様にもっと喜んでいただけるようにするには?
そんなことを話し合う時間にしていただけたら幸いです。

有給休暇も今よりもっと安心してとれることでしょう。

もっともっと、仕事が楽しくなりますよう、
私たちアクシィは心から願っています。

地方税ダイレクト納付、はじめての際はわかりにくいこともあると思います。
ぜひご相談ください!

コミュニケーションアドバイザー 平井真奈

お盆も過ぎましたが、まだまだ酷暑。
これまではインドア派だったスタッフは
社会人になって初めてのんびり旅行へ出かけたそうです。
皆様も箱根にくつろぎを目的に訪れてはいかがでしょうか。

平年より1週間ほど長かった梅雨も明け、猛暑が続いていますが、
皆さま体調は 崩されてはいらっしゃいませんか?

これまではずっとインドア派の人間だったのですが、
最近は休日も外出するようになりまして、
近頃は友人と共に箱根旅行へ行ってきました。

特に「ここに行きたい」という目的があった訳ではないので、
のんびりする感じの旅行だったのですが、
せっかくだからということで、美術館へ行きました。

様々な作品を観ましたが正直な感想としては、
芸術の世界は分からないに尽きました。笑

社会人になってから初めての旅行でしたが、
新たにのんびりする事の喜びを知れたので、
とても充実したものとなりました。

まだまだ、猛暑日が続いていくと思いますので、
しっかり水分補給をして夏を乗り切りましょう!

短い記事になってしまいますが、このあたりで。

税務部門 落合

2019年も折り返し!と気持ちを新たに躍進したいところですが、織り姫も涙の曇天続き。
お仕事や体調に障りが出てしまった方へ。いつも以上の混雑に耐えるあなたへ。
アクシィスタッフより、幸運のお裾分けです。

***

ただ今梅雨真っ只中。
毎日雨が降ってる気がしますね。
そんな梅雨空のほんの一瞬
素敵なものを発見しました。

虹色の雲です!
どうやら「彩雲」と呼ばれる雲らしく
太陽の近くにある薄い雲の粒に太陽光が当たってできる
自然現象らしいですが、滅多に見られないことから
幸運を呼ぶ雲とも言われているそうです。

雨の日は傘が邪魔くさいとか
足元が濡れて嫌だなとか
気持ちが下降気味になることが多いですが、
たまに空を見上げてみたら
梅雨の空もいいもんだと思える現象に出会えるかも。

山田

6月に入り、関東も梅雨入りして雨の季節がやってきました。
晴れれば夏日になるし、雨が降れば蒸し暑かったり、

逆に肌寒かったりで、毎日の服装選びが難しいですね。
天気予報を確認して、体調管理には気をつけて過ごしましょう。

さて、最近の趣味が、気軽に出来るお散歩♪
なのですが、都内も意外と緑が多くて、
会社の近所で近くまで行ったことはあるのに
初めて足を踏み入れたところもまだまだたくさんあったりします。
その中でも この季節のお気に入りの場所をご紹介したいと思います。

●明治神宮
きっと一度は参拝されたことがあるかと思いますが、
原宿の駅周辺の人混みから一転、凛とした空気が流れていて、
いつもすがすがしい気持ちになります。

この中にある、明治神宮御苑が 今の時期は 睡蓮とハナショウブが見頃です。
ハナショウブも約150種1500株も植えられているとのことです。
見たことない種類がいっぱいあり、早咲き、遅咲きもあるようなので、今月いっぱいは楽しめそうです。

http://www.meijijingu.or.jp/hanashobu/index.html

 

 

 

 

 

●小石川後楽園

すぐ隣は、東京ドームで 野球の試合をしているときには、声援が聞こえてきます。
日差しが暑いときでも、意外と涼しく感じられるためか、
スーツを着た人がのんびりしていたので、近隣の会社員の人たちにも憩いの場所なのかも。

梅の季節も有名なのですが、ハナショウブも見事です。
ハナショウブの見ごろに合わせて 木道が設置されていてすぐ近くで花を見ることが出来ます。
そして、ハナショウブ越しに、ジェットコースターも見えます(笑)

アジサイも咲き始めてます。

https://www.tokyo-park.or.jp/teien/contents/index030.html


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これからは、各所でアジサイも咲いてきてますし、
遠くまで行かなくても、花や緑を楽しめる場所が都内でもたくさんあるので、
お天気の時にはお散歩してみるのもいかがでしょうか?

所員:しも

コンサルタントアイ 第191号。
コミュニケーションアドバイザーの平井です。
今日は「耳で聴く」インプット、中でも「voicy」をご紹介したいと思います。 

もくじ
1.動画は「聴く」。 
2.「voicy」とは? 
3.次々に罠を仕掛けてくる「時間泥棒」と距離を ~めまぐるしく変わる広報手段~

アクシィ経営支援室 コミュニケーションアドバイザーの平井です。
今日は「耳で聴く」インプット、中でも「voicy」をご紹介したいと思います。

1.動画は「聴く」。 

子どもが生まれてからというもの、噂に聞いていたとおり、「テレビを見る」行為からすっかり遠ざかりました。
うまくいけば21:30に子どもの寝かしつけとともに眠り、4:30頃に起きる生活をしていますが
子どもがぐずったりなどして疲れている日はついつい6:30まで眠ってしまいます。
すると当然、可処分時間がなくなるわけです。
でも勉強したい。エンターテイメントも楽しみたい。

そこで、早朝に運動や家事をする間に興味のある動画を流し始めました。
観ずに、聴くのです。
Youtubeで学びたいコンテンツを楽しむようになりました。
また、友人に勧められた「セブンルール」という番組を観るため
「GYAO」というアプリもダウンロード。
テレビ番組の前回放送分を期間限定で楽しむことができます。
聴きながら走る、家事をする。朝との相性は抜群です。
不思議とはかどり、日々のモチベーションが高まっていくのを感じました。

可能なものは、1.5倍速または2倍速で聴くことをお薦めします。 
本であれ、一言一句全てを聴き、覚えることは不可能です。
ひとつでもヒントがあったか。意欲が高まったか。
それで十分と割り切りましょう。

2.「voicy」とは? 

日本の音声メディア、簡単に言えばラジオアプリです。
もちろん、スマホアプリでなくWEB上でも聴くことが出来ます。
ポッドキャストとは異なり、審査を通ったパーソナリティが専門的・実用的な話題を
パーソナリティーが「声のブログ」のように配信します。
これが、おもしろい。

番組を少しご紹介しましょう。
「きのうの経済を毎朝5分で!」
「イケハヤ仮想通貨ラジオ」
「森拓郎の聴くだけでヤセるラジオ」・・・

私のお気に入りの特徴は次の3点。
・音声データなので動画よりもデータ通信量が少ない
・早送り・停止も可能
・パーソナリティーがチャネルを持っており、過去に配信された番組も紐付けされた状態で楽しめる

IT技術の進化により、ラジオ局のように専門収録環境が整わなくても、
スマートフォンで収録・配信できるようになりました。
配信頻度と移動中にすぐ聞ける利便性は高められ、人気や内容も可視化。
番組のクオリティは日々磨かれています。

堅いテーマから柔らかいテイストまで、「voicy」のコンテンツは
明日をより良く生きたいと思わせてくれるカラーが特徴です。
昨日よりほんの少しでも成長したいと思う気持ちを後押しし、支えてくれます。
ものは試し!
ぜひこちらから。

https://voicy.jp/

3.次々に罠を仕掛けてくる「時間泥棒」と距離を

ちょっと調べものをしようとした。
ちょっと息抜きしようとした。
スマホやWEBには次々に刺激的な広告や次なるコンテンツが用意され、
「これを見て!」「買って!」「消費して!」と訴えかけてきますね。

しかし、ついつい移動時間を費やしてしまったそのコンテンツは
本当に今時間を割きたいものだったか。

しておきたかった返信は?
今日の仕事のための準備は?
読もうと思って買った本は?

私がvoicyを気に入っている理由は、
私の「時間泥棒」になる、《視覚に訴えかける情報》から
距離を置いて興味深い情報を得られるからです。

「動画配信」という効果的な広報手段が登場し、
手をかけて作られたコンテンツがあっという間に溢れかえりました。
驚くべき速度で簡単に消費され、急激にその価値が下がり始めています。

無意識に時間を消費することの恐ろしさに気づき、
溢れんばかりのコンテンツに疲れ、SNSから距離を取る人も増え始めています。
この「疲れ」を見つめることも、今後のビジネスチャンスになることでしょう。

昨日有効だった広報手段は、もう変わり始めています。

平井真奈

意外に早い? 電気自動車の時代!

最近、電気自動車の話題が多く取り上げられています。
2017年には世界の約3割の自動車が中国市場で販売されていますが、その中国が2025年に化石燃料車の販売を禁止する方針を出し、その他国々も追随する風潮にあります。
電気自動車(EV)専業メーカーである“テスラ”を始め、BMWや世界に名だたる自動車メーカーがEV生産に乗り出しています。あのフェラーリもです。
先日、 「進むEV化で変わる自動車産業 ~EVと太陽光の時代へ~」というテーマの講演を聴いてきました。
「EVなんてまだまだ先の話かな!」と思っていたのですが、意外に早くEVへの転換が進むのかもしれませんね。

 

『“変化は止まらない”「EV化」~100年ぶりの転換期を迎える自動車産業~』というキャッチに惹かれ、先日、SmallSun(中小企業サポートネットワーク)が主催する講演会に足を運びました。
講師は環境ビジネスコンサルタント、元東京大学特任教授の村沢義久氏。
EVの時代はもうそこに。
目から鱗のような内容でした。

世界がEV化を加速させる要因としては、まず「地球温暖化」があげられます。
人類文明は“火”の使用とともに始まったのですが、“火”は二酸化炭素の発生源であり、二酸化炭素の増加による地球温暖化で“ツバル”や“モルティブ”等の国々が水没の懸念にさらされています。
今や「温暖化で人類文明が崩壊しようかという非常事態」であり、それを抑制するための協定である“パリ協定”が目指すのは「二酸化炭素の削減」ではなく『二酸化炭素をゼロに!』なのだそうです。

二酸化炭素の排出量としては、“エネルギー転換(発電等)”が30%強、”運輸(自動車等)”が20%弱で、この二つの部門を減らせば二酸化炭素排出量の50%を削減できるのだそうです。


(村沢義久氏作成 講義資料より)

そこでまず「エネルギー転換」ですが、火力発電に変わるものとして最有力であった『原発』は、従来は低コストといわれていたものの“3・11”以降は安全対策コストが急騰し、太陽光発電のコストを大幅に超過(太陽光発電コストの3倍以上)し、また日本の原発輸出戦略は全滅状況であり、世界が“卒原発”へ動く中、エネルギーの原発への転換は難しくなっています。
それに変わるものとしては、太陽光や風力などの再生可能エネルギーであり、今後それらへの移行が急速に進むものと考えられます。
これは「エネルギーを作る側」としてのエネルギー革命なのです。

一方、「エネルギーを使う側」からの交通革命が“EV化”です。
燃料を燃やす“エンジン”の時代はまもなく終わる!のです。

「ノルウェー」は2017年2月に“2025年”に走行時に二酸化炭素を排出しないゼロミッション車以外の乗用車の新規登録を禁止する方針を決定しました。
「中国」は2017年12月に“2025年”に化石燃料車の販売を禁止する方針を示唆しました。
「インド」は“遅くとも2040年”までに、「フランス」「イギリス」は“2040年”までに内燃機関車の禁止を打ち出しています。
「日本」でも “2050年”までに世界で売る日本車すべてを電気自動車などの電動車にする方針を昨年7月に政府が打ち出しました。

 
(村沢義久氏作成 講義資料より)

おそらく30年後の“2050年”には、新規に販売されるほとんどの車が電気自動車になり、それに伴いガソリンスタンドが減少し、その利便性からも既存の車はEVに改造せざるを得なく、ガソリン車がほとんど見られなくなるのではないでしょうか。

ところでEV車がガソリン車に取って代わると、多くの変化が起きます。
エンジンがなくなりモーターになるということは、エンジンを作っているメーカーは不要になります。
そのノウハウも要らなくなります。
ガソリンもオイルも要らなくなります。
その代わりに効率の良いモーターやバッテリーのノウハウが必要になってきます。

しかしこれらは今まで自動車産業に関わってきた業種の得意分野とは明らかに違うのです。
また、EVの構造はエンジン車に比べ単純であり、新規参入者にとっては大きなチャンスであり、逆に従来から自動車産業に関わってきた者にとっては大ピンチであると言わざるを得ないのです。

現に、EV自動車メーカーとして新規参入が相次いでいます。
それも今まで自動車とは全く無縁であった業界が参入してきているのです。

 
(村沢義久氏作成 講義資料より)

今、電気自動車メーカーとしては“テスラ”が世界を圧倒しています。
“テスラ”は2008年に初めて自動車を販売しました。たった10年でEV車を圧倒するメーカーとなったのです。
テスラ社はアメリカのシリコンバレーに本社を置き、EV車だけでなく、ソーラーパネル等を開発・製造・販売している会社です。
他の自動車メーカーとは素性が全く違うのです。

また中国メーカーも販売実績を大きく伸ばしています。
中国はガソリン車では他の先進国に勝てませんが、電気自動車であればイニシアティブがとれる可能性があり、国を挙げて推進しているのです。

自動運転車の開発が進む中、グーグルなどのIT産業も自動車メーカーに名乗りを上げています。

日本でのEVは“日産リーフ”がありますが、航続距離が伸びたとはいえまだまだ短く、トヨタをはじめ他社ではハイブリッド車が主流でEVはほとんど製造していないのが実状です。
ハイブリッド車は、「21世紀に間に合いました」というキャッチコピーで一世を風靡しましたが、今やエコカーの範疇に入らない一世代前の車ということになってしまっています。

また、トヨタは「水素燃料電池車」である“MIRAI”を開発しましたが、
・水素を得るために二酸化炭素を排出する
・水素を貯蔵するタンクは高圧であり、水素ステーション建設に高額にコストがかかり、インフラの普及が難しい
・車内に大きな水素タンクを積むため、乗用スペース確保が難しい
・水素燃料電池車のメリットとして航続距離の長さがあったが、今やEVに追いつかれた
等の理由から、世界では水素燃料電池車の活路は消えている状況なのです。

これからは従来の自動車メーカーの製造ノウハウが不要になり、全く別のノウハウが必要になる時代が来るのです。
もしEV100%時代にトヨタがメーカーとして生き残れなくなると、売上30兆円が消滅する!
日産、ホンダ、マツダ、スズキ、スバル・・・も!
そうなると、
「部品メーカーはどうなる?!」
「ディーラーはどうなる?!」

自動車発の『大不況!』が来るかもしれません。

トヨタの豊田章男社長は2018年5月に開かれたトヨタ自動車の決算説明会で「私は、トヨタを『自動車を作る会社』から『モビリティ・カンパニー』にモデルチェンジすることを決断しました」とコメントしています。
自動車という「移動するためのモノ」を作るのではなく、「移動手段というサービス全般を」ということなのでしょうか?
いずれにしてもあの大トヨタをしても脅威に感じる大革命が間近に来ているということだと思います。

「太陽光発電」と「電気自動車」。
これが温暖化防止の必要条件であり、世界が間違いなくそこに向かって進んでおり、その時代の変化という大津波は、もうすぐそこまで迫っているのです。

いかにその時代の流れ対応するか。
早急に考える必要が来ている。

このような内容の今回のセミナーでした。

世界がこのように大きく変わりつつあるのに、まだまだ日本の企業は、特に自動車関連の中小企業はその危機感を自分のこととして感じていないように思います。
自動車関連でなくても、この変化が経済にどのような影響があるのかを予測し、その対応にいち早く取り組むことが必要なのです。

しかし、そのための改革を行っている企業のなんと少ないことか。  チコちゃんに叱られそうです。

(山本哲郎)

 

4月17日(水)より、スモールサンゼミ管理会計研究会・基礎編、第8期がスタートしました。
初日ということで、まずは名刺交換や自己紹介が活発に行われ、これから1年間管理会計を一緒に学ぶ仲間と親交を深める様子がうかがえました。
今期も、製造、建築、物流、ITなど多様な業種の方にご参加いただいており、色々な視点からの意見が期待できます。
冒頭にコミュニケーション研修で使われるゲームを行い、ウォーミングアップした後に本題へ。

第1回のテーマは「管理会計とは何か?」
今、なぜ管理会計が必要なのか?中小企業に必要とされる管理会計とは何なのか?
管理会計を使う「目的」について、理解を深めていきます。

講義の合間には、2つのディスカッションも行われました。
1つめは「これからの時代に企業が存続・成長するために経営者としてやるべきことは何か?経営者にしかできないことは何か?」、そして2つめは「良い会社とはどんな会社?」。
改めて考えてみると深いテーマですよね。
初回ながら、どのテーブルも時間をオーバーするくらい、活発に議論が重ねられていた様子が印象的でした。

次回のテーマは「決算書を読む(財務会計の視点)」です。
財務3表の読み方や経営分析など、より実務的な内容でお届けします。

会社概要

株式会社アクシィ経営支援室
創立:昭和61年8月
代表取締役:山本哲郎
東京都千代田区九段南3-3-4
ニューライフビル4階
TEL:03-5211-7872
FAX:03-5211-7873

山本公認会計士事務所
創立:昭和26年7月
所長:山本哲郎
東京都千代田区九段南3-3-4
ニューライフビル4階
TEL:03-5211-7870
FAX:03-5211-7873